ウルトラソニック、その回顧と検証、そして未来へ DOMMUNE 2016.5.31 ＜後記＞
こんにちわ！ 海呪波ヨ!!!
今年の５月の終わりにあった、「ウルトラソニック、その回顧と検証、そして未来へ DOMMUNE 2016.5.31」の後記が出来上がりました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
まずは、このF.Kosakai氏の文章から。
2016.05.31 「ウルトラソニック、その回顧と検証、そして未来へ」@DOMMUNE
この文章の中に、すべてがあると思います。
番組を観て。この文章を読んで。
「音楽」とは、その音楽を愛する者達が、喜び語り継いでいくものなんだなぁって、
つくづくそう思いました。
私は、世の中でインターネットというものが、まだあまり一般的ではない時代に、ライブ活動してました。
あの頃は、動画なんて もちろん無いし、それどころか、ライブを録画するってことですら、とても難しいことでした。
「今の私」は、まだ色々事情があって、夜に自分の楽しみの為に都内まで出ていくことは、とても気軽にできる事ではなく。
でも、私は、かつて、ライブが大好きだったのです。
ライブを観に行くのも、ライブに出るのも大好きだった。
すこし前までは本当に忙しかったのですが、今は、少しだけ自分の時間を確保できる。
そんな時にネットをはじめて。（かなりかなり時代遅れです）
沢山の動画等、音楽関係の情報に触れることができることに気が付きました。
「すごい。まるで、本当にライブに行ってるみたいに動画を観ることができる・・・」
今、自分が物理的に、あの空間に行くことができないなら、
バーチャルでいいから、ネットに、あの空間を可視化させてみようと思いました。
そして、沢山の人に協力してもらいながら、今日まで、できる範囲で、色々なライブの情報をまとめてみました。
私は、昔、いつも迷子だったから。「昔の私」が欲しかった物を作ってみようと思いました。
「今の私」も、迷子。１０年以上の時が流れてしまうと、何もかも違ってしまったように感じる。
何を観ればいいのか、どこへ行けばいいのか、それを知りたい。
昔、ライブハウスの入り口の階段で、壁一面に貼られたフライヤーを、はじから一つ一つ全部読んで、ライブ後にハコの出入り口で配布されるフライヤーも全部観て、そして面白そうなライブを探して、そうして次の行先を決めてたの。
自分が出待ちしつつ、出待ちの人からフライヤー（ライブの情報）をもらう・・・。
ひとつイイもの見つければ、そのうちそこで仲間みたいになって、そして、その先につながるヒントがもらえる。
（出待ち ライブ終了後、そのライブハウスの出口で待って、出てきたお客様にフライヤーを手渡しする事。）
だから、今自分のできる範囲ででも、情報を集めれば、そのうち何かにたどり着けるのかもしれないと思いました。
だって、私が愛するライブは、その真剣さゆえに有名じゃないから・・・。
ソコラノ売れ筋情報に混じって流れてはこないから。
一触即発。何が起きるかわからない。緊張感にギッシギシに縛られる思い。
おおよそ、メロディとも言えない、わけのわからない破壊音楽？
絶叫！ 炸裂！ アイ・コンタクト！ 稲妻を観る！ 怒涛のような音の掛け合い!!!!
そう、それは、インプロ。そして、ついにはメロディアスに鳴り
心の底の底まで癒されてしまうような深い音楽が溢れることもある・・・
そんなライブ。
とても凄いライブが沢山あったあの頃。
その源泉の一つと言っても良いのが、このウルトラソニックだったのだと思います。
でも私は、ウルトラソニックを全く知りませんでした。
私がライブに行くようになる時期の少し前にウルトラソニックは開催されてたのです。
だから、放送を観るのがとても楽しみでした。放送に至るまでの情宣も、とってもとっても楽しかった。
そして、今回の番組を通して、腑に落ちたのです。
言葉にならない思いがある。歌詞だけでは足りない。音で、音楽で、伝わる。伝えるもの。
ステージの上で展開する、心願必死のライブ。
ギリギリの俺！ ギリギリのところで・・・何もかも出尽くした絶望の淵から、生まれる音!!!!!
どうしようもなく、音に溢れる、あのせつなさとか、泣きたくなってしまうような感じ
そんな「何か」を、受け取れるのが、ライブなんだと思います。
私は、そういうライブが好きです。
あえて、F.Kosakaiの文中の言葉をかりるなら、
「どんなに稚拙で独りよがりでも、俺たちは俺たちが好きな、やりたい音楽をやるんだ！」
この放送を観た結果、私は、ここしばらく抱いてた考えに確信を持ちました。
既に、時空を超える時代に入ってると私は感じます。
私の好きな音楽達、ライブ達は、
古いとか、新しいとか、ジャンルとか、そういった、誰かが決めた枠を超えたところに行きはじめた。
時間も、種類も、なにもかも、超えて、産み出され続ける。
とても素敵な音楽のライブが、今！
もし、番組を見逃してしまっていても、大丈夫。
あの日、素敵な演奏をした人々は、これからも、ライブします。
そして、今も、現代の現在の今だって、沢山の素敵な人々が、連日ライブを行っているのです。
もしもチャンスがあるなら、是非、ライブに行ってください。
きっと、あなたの求める音楽ライブが、そこにある。
共鳴の幸あれ。
（海呪波）
フェイスブックですが、御写真付き。長文です。ここに少しだけ引用。是非お読みください。
2016.05.31 「ウルトラソニック、その回顧と検証、そして未来へ」@DOMMUNE
「過去の事実ではなく、認識こそが真実となるということ。ここからまた始めればいいのだ。そしてそれは本人にとっての真実となりうるのだ。事実を疎かにするわけではないが、そこに新たな定義を与え生命を吹き込むことで、未来への懸け橋としてゆく。それを「歴史の捏造」という人もいるかもしれない。しかしながら、歴史とは事実の羅列ではなく、事実と事実をつなぐ認識そのものなのである。事実に即しながらその認識をアップデートすることは「捏造」とは異なる行為だろう。この認識論の転換、更新こそ、今回主宰者側がこの番組でやろうと考えてうまく表現の言葉を与えられなかった番組の主旨なんだろう。謎は謎のまま存在してよいのだ。宇川さんの本質を見抜いた言葉に、ちょっとホドロフスキーの「ホーリー・マウンテン」のラストシーンを思い出してしまい、背中に電気が走ってしまった。間抜けではあるが、すごく大切な結論、成果を得られたと思う。本当に感謝したい。 」
2016.05.31 「ウルトラソニック、その回顧と検証、そして未来へ」@DOMMUNE
「ウルトラソニック、その回顧と検証、そして未来へ」
2016年5月31日(火）19〜24時(生放送） 後記
「ウルトラソニック、その回顧と検証、そして未来へ」
2016年5月31日(火）19〜24時(生放送）
出演
・コサカイフミオ（インキャパシタンツ、宇宙エンジンetc)
・宮原秀一（サーファーズオブロマンチカ）
・Fumics（イラストレーター、ex2nd Commnication）
・トークゲスト：KK NULL(ゼニゲバetc)
小川直人（ギ酸，餓鬼道etc)
21〜22時・生ライブ（コサカイ＋宮原、KK NULLソロ）
22〜24時・DJ小川直人＋REMO(ヴォイスゲスト)
終了！ 皆様ありがとうございました!!!
昨日のウルトラソニック@DOMMUNE、自分が伝えたいことをかなりしゃべったり、他の方々が話してくれて、見てる人に伝えることができたと思う。いろいろ不備があって、残念に思うところ、反省すべきところは多々ありますが、自分として満足度は高かったです。皆様、ありがとうございました！ （F.Kosakai)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=581166588723905&id=100004917061193
昨夜ゲスト出演させていただいた「ウルトラソニック」スペシャル番組@Dommune （ドミューン）、無事成功のうちに終えることができました。ネットで視聴してくださった皆さん、会場まで足を運んでくださった皆さん、有り難うございました。ドミューンの宇川さん、スタッフの皆さん、そして企画発案者の宮原秀一さん、Taniuchi Yoshifumiさん、当時の資料集めなどに力を尽くしてくださったYuzo Kosakaiさん、kinotacoさん、その他ご協力いただいた皆さん、本当に有り難うございました。この番組のおかげで、自分の原点のようなものをあらためて見つめ直すことができたり、忘却の彼方に埋もれていた記憶を引きずり出す過程の中で、新たなインスピレーションを得るきっかけにもなったりと、たくさんの前向きな刺激を受けることができました。本当に感謝しています。重ねてお礼申し上げます。（KK NULL）
KK NULL’s 1st album “Ultimate Material” original LP with handmade metal cover owned by Yuzo Kosakai (INCAPACITANTS). 小堺さん個人所蔵のKK NULLファーストアルバム"最終物質" 。昨夜ドミューンに持参してくれました。その他にもANPの"Ultima Action" LPや"Ultrasonic" LP, ZENI GEVAのファーストLP “How To Kill"等など、有り難い事です。 （KK NULL）
きのうはDOMMUNEでテレサ･テン･イヤーズ･アフターのライブすっごくドキドキした。
DOMMUNEはいつだっていい空気だし、いつもいろんなこと教えてくれる。
気持ちいい場所でいい緊張するってホントいい経験だな。
コサカイさん岸野さん谷内さんREMOちゃん小川くん宇川くんそしてDOMMUNEのみんな、来てくれたみんな見てくれたみんなありがとう！！！ （Miyahara）
https://www.facebook.com/miyaharahidekazu/posts/269293666756308
左から 宮原、F.Kosakai、KK NULL、N.Ogawa、Fumics
LIVE：テレサ・テン・イヤーズ・アフター
LIVE： KK NULL
お疲れさまでした！ Fumics 、F.Kosakai、 宮原
Fumics（イラストレーター、ex2nd Commnication）FUMICS@pyoshifumix3928
時間的制約などの物足りなさはこちらも痛恨ですが、本来の趣旨である｢未来への繋がり」は、出演者の流れによる時間軸の実践だけでも、それ、いくらかだけでも感じていただけたら企画者の一人として幸いです。
特に生放送という性質上、切り取り線をこさえて突っ込みいれる輩は承知の上でしたが、主旨自体は最後まで観ないと呑み込み消化できないのはわからないのかね。おっさんだけの未来かどうかはナオツREMOの更にその先まで広がる事は5時間という枠組みで解釈可能なはず。
イマジネーションの貧困こそが脳死ノー・フューチャー。30年も前でありながらも、現場を己々の線によるヴァーチャルに組み立て現実化しようとするリアルタイム世代から次世代までに｢未来」を託す。であれば企画やった甲斐もいくらかあるってものよ
Fumics（イラストレーター、ex2nd Commnication）FUMICS@pyoshifumix3928
LIVE： テレサ・テン・イヤーズ・アフター
https://twitter.com/naoto_ogawa/status/737621344582402050?lang=ja
LIVE： KK NULL
小川直人
https://twitter.com/naoto_ogawa/status/737675611078950914?lang=ja
今日はDJの後半でメチャメチャ足が吊って死ぬかと思いました。見てくれた方々ありがとうございます。 naoto_ogawa
REMO( 21:55 - 2016年6月1日 )
昨晩のドミューンはありがとうございます、楽しかったです！5月も色んなイベントに出演させていただき色んな出会いや景色があって面白くて刺激になりました。6月もよろしくお願いします〜、ライブ遊びに来てね！♡
https://twitter.com/remopeace/status/737990878124335104?lang=ja
ウルトラソニック、その回顧と検証、そして未来へ DOMMUNE 2016.5.31
http://umizuha.tumblr.com/post/140124565806/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%9B%9E%E9%A1%A7%E3%81%A8%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%B8-dommune-2016531
