R.I.P. 加藤デヴィッド・ホプキンスさん

R.I.P. 加藤デヴィッド・ホプキンスさん

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また悲しい訃報が届いた。長年日本に住み、非常階段、ボアダムズ、ゼニゲバをはじめとする日本のアンダーグラウンド音楽を世界に発信し続けた加藤デヴィッド・ホプキンスさんが11/18に亡くなっていたとのこと。彼自身のFBで公にされている。
私たちの周りでは彼は「デヴィッドさん」という愛称で呼ばれ親しまれた。デヴィッドさんは「パブリック・バス」というレーベルを運営しレコード等をリリースするだけだはなく、「日本フリージャズ史」や山本精一氏の著書「ギンガ」、大里俊晴さんの奇書「ガセネタの荒野」を英訳し、そうした形でも日本のアンダーグラウンド音楽の面白さを海外に発信し続けた。
1993年にリリースされた自分のカセット「ウォーム・ガーデン」の2022年のCD再発に当たって、美川師匠が書いたライナーの英訳を担当してくれた。2020年2月、大阪で藤田亮さん、柳川芳命さんと演奏したときに久しぶりにお会いした。何年たってもあの笑顔が変わっていなかったことが嬉しかった。先日の11/19のインキャパのベアーズのライブに来てもらえなかったのがちょっと寂しくて、東瀬戸さんに近況を聞いたら「脳腫瘍で体調は良くない。」と聞かされていた。しかし、実はその話をしていた時にすでにこの世の人ではなかったのだと知って愕然とした。
この動画は「Oh!Moro」というビデオマガジンのノイズ特集をアップしたもの。デヴィッドさんが聞き手となって東瀬戸さんと一緒にいろんなバンドの解説をしている。アーティストだけでなく、こうした下支えをする人がいなければジャパノイズブームだってなかったかもしれない。
もう一度お会いしてライナー英訳の感謝をじかに言いたかった。R.I.P.

https://youtu.be/UpKuE2rJt_s

Oh! Moro Volume 5 (VHS) (Full Documentary) 

youtu.be

@YouTubeより 

 

https://umizuha01.exblog.jp/29427820/